こんにちは。ケンです。
子供の頃にピアノをしたことがないという方で、大人になってからピアノをしようといった人。昔やっていたけど途中で辞めてしまい、またやり始めようといった人もいるでしょう。
この投稿は、大人からピアノを始めようっていう人向けです。
ピアノをしたいけど、時間が確保できないよって人はこの投稿をご覧下さい。
1、大人からピアノを始める人へ
私が小さい頃、親からはいつもこのように言われていました。
「大人になってからのピアノは難しい」と
当時は深く考えなかったですが、私の場合、一旦ピアノを辞めてから長いブランクがあります。改めてやってみると、明らかに若い時とは違うことがありその理由を実感しています。しかし、私がまた始めて弾けるようになっているので、他の誰でもやろうと思えば出来るということでもあります。
中にはプロ級を目指そうという人もいるかも知れません。。
でも、大半の人は趣味として考える方が大半だと思います。
次からの内容は主に趣味として始める方にとって、ハードルとなる部分について書いています。
2、大人から始めると簡単なこと
いきなり難しい事から書くと、「えー!難しいの多すぎ」って思う人もいるかも知れませんので、簡単に出来ちゃうことから説明していきます。
・大人は義務教育を終了している。
小学校、中学校では音楽という授業がありました。
実はピアノをする上で必要な音楽の知識は、中学校までで十分過ぎるレベルです。
楽譜を全く見たことがないという人はごく少数だと思うし、楽譜内に出てくる記号の意味、例えばシャープやフラット、ト音記号、ヘ音記号こんな用語は誰でも聞いた事があるでしょう。このような事はやっていけば思い出すので、改めて勉強する必要はありません。
中学校では、バッハやモーツアルトといった人名も習うと思いますが、そんな事は知らなくてもピアノは弾けるので、作曲者の情報なんかも言ってみれば不要です。興味がある人は調べてみるくらいで良いと思います。
私は久しぶりに楽譜を見たとき。「ぎょっ!」と思いました。簡単な音符は分かりますが、和音を見て即座に音が判別できませんでした・・・
ですが、これも一時的なもので直ぐに慣れました。このようにやっていくことで慣れていくので、細かいことは気にする必要はないのです。
・音楽の授業、サボっていた人は?
小学校、中学校の音楽の授業は、専門的な学校ではない限り重要視されません。なぜなら、高校受験の項目に入っていないから。
そんな理由で、結構適当に受けた人も多いと思います。
そうはいっても、ピアノにはドレミファソラシの音があることは知っているでしょう。鍵盤のどこが”ド”なのか知らない人はいるかもしれませんけど。
ピアノの鍵盤の音は基本7個しかありません。
シャープやフラット?
そんなのやっていれば慣れます。
知らないことでも大人なら簡単に理解できるようになるので、勉強のハードルも低いです。
・音を鳴らすのは簡単
ピアノは簡単に音が出せます。
バイオリンやフルートなんて、まず音が出せません。
そういう観点からは圧倒的に簡単に音が出せます。鍵盤を指で叩く。以上です。笑
この投稿を妻が読んだら怒りそうですが、先日知り合いのフルートを吹かせてもらいました。
(ちなみに所有者は女性です!)
息がふーふー言っているだけで、鳴りませんでした。orz
フルートの演奏ってかっこいいですよね。それとなく真似したけどダメでした。。その点、ピアノは簡単に音が出せるので良いですね!
3、大人から始めると難しいこと
大人から始める人で困る事は
・指が硬い(体が硬い)
・左右同時に指が動かせない
・速い曲が弾けない
主に上に書いた3項目です。
一つずつ解説していきます。
<指が硬い>
子供は体も柔らかく、指の関節も柔らかいです。大人は成長は既に止まっているため体が硬くなります。それに伴って指の関節も柔軟性が不足してしまいます。私も思ったように動かない現状を見て、そのように感じます。
これは主に、クロッシング(※)というテクニックで困ります。
実際、私も困っています。
—-※解説、クロッシングとは—-
ドレミファソラシドと連続で弾きたいとします。
8音ありますが、指は5本です。
ド(親指)、レ(人差し指)、ミ(中指)と弾いたあと、ファ(親指)、シ(人差し指)・・・とまた親指から弾きます。
指を下方からクロスして連続して音を出す事をクロッシングといいます。
—-説明おわり—-
指が硬いとなかなかスムーズにいかないです。
このテクニックについては、子供の頃に意識した事はありません。今は意識してやらないと音が切れてしまいます。同じ感触を持っている人・・・いますよね?
<左右同時に指を動かせない>
左右の手の指が同じ動きをするのは出来ると思います。
左右の手の指が独立した動きをするとなると難しいと思います。
私は小さい頃にやっていたためここは大丈夫ですが、これからする人にとってはハードルとなる可能性があります。
脳の伝達機能の影響もあり、子供の頃は適応能力が高く以外と直ぐにできるようになりますが、大人になると情報伝達の構築が遅く、時間がかかる場合が大半です。
<速い曲が弾けない>
指が硬いのと同じで、速く指を動かすことが難しいです。
・・・以上の事から、大人になってピアノは無理ではないのか?
そういうふうに思う人もいるかも知れませんね。でもそうではないと断言します。
なぜなら、これらは全て練習で克服が可能だからです。上達速度は遅くはなりますが、必ず出来るようになります。
実際、私も出来てますし(^^
4、まとめ
大人になってからピアノをする上では、知識面においては問題はない。
テクニックや指の動きで子供よりも練習が必要な事がある。
ただし、ピアノをするのは無理ではない。
・・・こんな感じです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
弱点がわかればそこを重点的に練習することで克服も早くなります。
頑張っていきましょう。
ではでは。
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