こんにちは ケンです。
今回は電子ピアノの音についてです。
ピアノには
・生ピアノ(アコースティックピアノ)
⇒これはグランドピアノやアップライトピアノを指す。
・電気を使って動く電子ピアノ
⇒最近はデジタルピアノとも呼ばれる事がある。
上に書いた様なピアノが存在しています。
電子ピアノの場合、結構な頻度で新機種が出ますよね。
街中にある小さな楽器店ではほとんど見られませんけど、ある程度大きなデパートの様な所ではピアノが並べて展示してある楽器店もあります。
そういった所で各メーカそれぞれの音を聴くと分かりますが、電子ピアノの音が違います。
言葉で言い表わすのは難しいですが、”音色”の部分ですね。私の場合、高音部を聴くと少し違いがわかります。・・もしかすると、ボリューム調整の関係かもしれませんけど・・。
ということで、電子ピアノの音についてです。興味のある方はご覧になって下さいね。
1、音源
電子ピアノの音源って何だか知っていますか?音源と言われてピンと来ない人も多いと思います。
音源という意味については、2種類の考え方があって
A、音を発生する源
B、音の発信源となる媒体
Aの場合は、電子ピアノの場合だとスピーカや制御をする電子回路を指します。
Bの場合は発信源の媒体なので、ピアノとなります。両方ともに音の源(みなもと)と取れるので、どちらの意味も正しいです。
世間一般的には、AとBが混在した状態を主流として使う事が多いと感じます。
2、電子ピアノの音の元
電子ピアノの音の元になっているのは、生ピアノの音です。
各メーカ共に、最高峰のグランドピアノの音を使っていると聞いています。音の強弱や音を取る角度や88鍵全てにおいて音を取得し、それらを元にして電子ピアノの音にしています。
私が感じたメーカごとの音の違いは、元となっているピアノが違うせいだったワケです。
お気に入りはローランドとコルグですが、どちらの音も素敵だと思っています。
私は日中に音を出して弾いた時、外で聴いても生ピアノと電子ピアノの区別がつかないです。それくらい最近の電子ピアノの音は凄いです。
3、カタログ記載のサンプリングとは
ちょっとカタログを見ると、サンプリングなんていう用語が出てきます。・・・横文字に弱い人、いますよね?
サンプリングと聞いてわかる人はいいですけど、私はピンときません。(私も横文字に弱い・・・)
サンプリングとは、サンプル採取の事です。日本語的には標本採取と書くとイメージできるかと思います。
例えば、蝶々の標本見たことありますよね?それと同じように一つ一つの音を採取しているのです。
実際には、それらはアナログの音なので、デジタル変換します。それをスピーカ等から出力しているんです。
カタログ上では、その出力方法も書いてあります。
たとえば、
○○サンプリングステレオ音源
○○ナチュラル音源
こんな事、書いてあるかもしれません。
音源とありますが、各社独自の出力方法のことも音源と表します。(1で説明したAのことです)
実際、上の様な事が書いてあってもワケがわからないと思います。
その場合、どのメーカの電子ピアノも最高峰のグランドピアノの音を元にして本物に近い音を再現していると考えればよいと思います。(○○音源なんかは各社独自の手法と捉える)
サンプリングの仕方は各メーカの秘密で、ノウハウの塊の部分だと思ってます。
いかに本物に近づけるか、試行錯誤しているのでしょう。単純に音と言っても、響きや消え方、鳴り方など色々ありますし。
実はその辺りの技術の競い合い、個人的には大好きです。(私も技術者なので)
実際、弾く時にここは知らなくても良いことなんで「ふーん、そうなんだ」という程度で良いと思います。
以上、電子ピアノの音についてでした(^^
あまり気にしなかった人もいるかと思いますが、音について「へー」っと思って頂ける部分があれば、嬉しいです。
ではでは。今日も楽しいピアノライフを!
P.S.
私のお気に入りはローランドとコルグと書きましたが、ヤマハや河合が嫌いなワケではないのです。
どちらかと言えば、両メーカは生ピアノのイメージが強いんです。
妻が生ピアノ買っていいよと言えば、ヤマハを買うと思います(^^
P.P.S.
私は休日の日中になると、時々音を出してピアノを弾きます。
それ以外の時はイヤホンです。イヤホンよりも普通に音を出す方が綺麗で良い音に感じます。
今度、休みを取れたら平日の昼間に思い切り弾きたいですね。
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