こんにちは。 ケンです。
今回の投稿は電子ピアノについてです。
音について詳しく説明している記事もあるのでこちらもご覧ください。
⇒電子ピアノの音
1、電子ピアノは進化している
電子ピアノはグランドピアノ、アップライトピアノといったいわいるアコースティックピアノとは音が出る仕組みが違います。
電子ピアノは電子とあるだけに、電気がないと音がなりません。電気を使って、本来のピアノに似せる音を出しています。
私が小さい頃は鍵盤が軽い、今で言うキーボードのようなものしかありませんでした。
最近は技術の進歩と、各メーカの努力により本物のピアノに近づいているようです。中には木製の鍵盤なども登場しているみたいなので、一度弾いてみたいですね。
電子ピアノにはアコースティックピアノとは違い、色んなメリットとデメリットがあります。
2、電子ピアノのメリット
・ラインナップが豊富
基本的に価格と機能が比例します。数万円~数百万円と価格帯域も広いです。
・軽い
重量が軽いため、アパートやマンションにも容易に置けます。
アコースティックピアノとは違い、移動も簡単です。
(中には重いタイプもあるので、重量は念のため確認してください)
・音に対する機能が豊富
録音機能、メトロノーム機能、音色を変更するなど、電子機器としてアコースティックピアノには真似できない機能があります。
※メトロノームとは、ある一定のリズムで音がなる機能です。
片手での演奏を録音し、それにあわせて右手の練習をする機能がつくものもあります。
便利ですよね・・。
・省スペース
アコースティックピアノのように場所をとらないものが多いです。
設置の際は、念のためサイズの確認をしてください。
・調律不要
アコースティックピアノは約1年に1度は調律をした方が良いです。
逆に電子ピアノは不要です。
・音量調節
消音して、イヤホンで練習ができます。
どの時間帯でも音が鳴らせない環境の方もいると思います。音量を調整できるので回りに迷惑をかけないで練習が可能です。
3、電子ピアノのデメリット
・タッチ感、音色は本物ではない。
タッチが悪かったり、弾き方が悪くても良い音が鳴ってしまいます。
最近はタッチ感、鍵盤の重さは改善されてきていますがそれでも本物は本物、電子ピアノは電子ピアノです。
<筆者の経験談>
私の小さい頃はエレクトーンが流行っていました。逆に私はピアノでした。
ピアノを弾いていた私は、エレクトーンも弾けました。エレクトーンを弾いていた人は、ピアノが弾けませんでした。
実はこれは鍵盤の重さによるものです。
エレクトーンの様な軽い鍵盤を弾いているとピアノは弾けません。
弾けたとしてもとてもタッチが弱く、弱い音しか出せないでしょう。
(エレクトーンが悪いと言っている訳ではありません)
・耐久年数が短い
電子機器であるため、どうしても耐久年数が短いです。
私は大学の頃、アップライトに消音機能(電子ピアノ機能)をつけました。使い方の問題もあるかもしれませんが、2回壊れました。グランドピアノ、アップライトピアノはメンテナンス次第ですが数十年持ちます。
4、制約がなければ
金銭的、スペース的に問題がなく、小さい頃からピアノをさせようと考えている方は、出来る限りアコースティックのピアノで行ってください。
アパートやマンションなど、音が鳴らせない状況の場合は電子ピアノでの練習になると思いますが、その場合は鍵盤の重さに注意してください。
軽い鍵盤だと、タッチが軽くなってしまうためです。将来長くするときに影響がでますので注意が必要です。
ではでは。