こんにちは。ケンです。
楽譜を見ているとちょくちょく出てくるフェルマータ。
大半の人は意味を知っていると思います。
今回はフェルマータの話です。
1、フェルマータ(fermata)
ちなみにフェルマーターではなくて、フェルマータです。
マークはこんなのです。
説明はウィキから引用しますね。
引用:ウィキペディア
フェルマータ(伊: fermata)とは、まず、古典派音楽以降において、音符や休符の記譜上の定量時間が延長されることや、またそれを指示した記号のことである。それは、音符や休符、または縦線(終止線も含む)の上や下にFermata.svgやFermata (Inverted).svgの記号を配することによって示される。縦線に付与される場合には一般に、記譜上に存在しない挿入された休符が空白時間として求められるが、前の音から伸ばされたタイ(スラー)が縦線の上を横切っている場合や、そこにピアノにおけるペダルなどの保続効果の指示が見られる場合においては、空白時間として処理されず音を保続させる時間を別途挿入することとなる。また、古典派音楽よりも古い時代の楽譜においては、フェルマータの意味が大きく異なるため注意が必要である。
説明長っ! って人の為に次に簡単に書きます。
2、フェルマータの意味を簡潔に書くと
音符や休符の上や下にフェルマータが付いていた場合、適度に伸ばす事を指します。
他には程よく伸ばすなんて言い方をされる時もあります。
私が学生の頃は2倍や4倍伸ばすなんて言われてましたが、根拠はありません。演奏者が自分の判断で好きなだけ伸ばしますし、曲の速さによっても解釈は変わります。曲を演奏しながら、自分が感じるままに解釈すれば良いんです。
認知度が高いと思われるベートーベンの運命の冒頭部分の”ジャジャジャジャーン”の最後の音符にも使われてます。
練習曲で出てきた時は、ちょっと長めにしておこうかな。これくらいで良いと思います。
休符に付いているのは滅多に見る事はないと思います。休符に付いていた場合も音符に付いていた場合と考え方は同じです。
これも演奏者で休む長さを決めて良いのです。
3、良く使われる場所
フェルマータが使われるのは、一番最後の音が圧倒的に多いです。
曲の最後だったり、、、あるフレーズの最後(音楽的に最後)の音だったりします。
時々、最後の音の手前の音の時もありますよね。
テンポが速い曲を弾いてたりした時は一息つけるし、余韻が残るので私はこのマークが好きです。
他には●の上が三角形だったり、四角だったりするマークもありますが基本的な考え方は同じです。(長さの解釈が違ったりしますけど)
圧倒的に多いのは1で書いた記号になります。ちなみに楽譜だとこんな感じで使われます。
上の例の画像ではアルペッジョや装飾音符も書かれています。
これはまた別の機会に説明しようかと思ってます。
・・・ということで、今回はフェルマータの話でした。
ではでは。今日も楽しいピアノライフを!
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