こんにちは。ケンです。
この人の演奏、、なんだか雑に聴こえるなあ・・って事はありませんか?
自分ではしっかり弾いているつもりでも、他の人から見れば雑に聴こえている事だってあります。
今回は、そんな雑に聴こえる原因について記事にしたいと思います。
1、雑という意味
あ、この人の演奏は綺麗で丁寧だなあ・・・だとか。何か雑に弾いてるなあ・・・だったり。
その様に感じる要因は何処にあると思いますか?
少し脱線して例えて言うと、
・整理整頓された部屋
・一字一句間違えずに書き写されたノート
・綺麗に色塗りされた絵
・綺麗に並べられた本
”綺麗”と”丁寧”。”汚い”と”雑”。これらは全然違う意味ですが、実際の所は似ていると思っています。
綺麗な部屋は丁寧に整理されている筈だし、汚い部屋は雑に物が置かれているイメージがあります。こういった所から、そう思っています。
・・・まあ、これは私の考えなので、違うと思う人がいればそれで良いと思います。
綺麗に並べられている = 形が整えられて、変な凹凸が無く、同じ向きに置かれている
汚い部屋 = 物が片付けられいない、物があちらこちらに置かれている。乱雑。
この様なイメージをそのままピアノに置き換えてみると、雑に聴こえる要因が分かる気がします。
2、感性の差
雑と思わせる要因の本題に入る前に、感性について少し書きます。少しだけ・・です。(深く書くときりがない)
ある人がピアノ演奏をしたとします。これをA君とB君が評価をするとします。
A君:とても良い演奏だったなあ。特にこの位置が・・・
B君:えーそうかな。あんまり良いと思わなかったけど。
聴く人それぞれで、聴こえ方と捉え方が違います。音の一つ一つまで細かく深く聴く人も居れば、そうではない人もいる。
全員が全員同じ物を聴いたとして、同じ捉え方はしません。そこが面白いところでもあり、難しい所です。これが感性という物の一つです。
ピアノを弾いているのが雑と捉えるとしても、それはその人の感性であり、自分はそう思わないかもしれません。そしてどこが雑に聴こえているかは、人によって違うということです。
そこで、これを見て下さい。汚部屋です。
一般的に見て、これを「超汚い」と捉えるか「まあ汚いよね」というレベルの違いはあっても、「汚い」と思う共通の部分がありますよね。
ようやく次から本題に入りますが、誰しもココは気になってしまうという”共通”の所について記述したいと思います。
3、雑と思わせる要因
ピアノを弾く上で、ここが原因で雑と思わせてしまう所です。
「雑に弾くのをやめよう」と思っても漠然としすぎていて、何を直したら良いかわからない人は参考にしてみて下さい。
・和音を弾く時に音が揃っていますか
・ミスタッチ(間違い)していませんか
・意識せず速度が早くなったり、遅くなったりしていませんか
・両手のバランスは取れていますか
・全てフォルテで弾いたりしていませんか
・強弱はつけていますか
他にも色々ありますが、ざっくりと書くとこの様な所です。
具体的に何処が悪いのか、自分で気付く事が大切です。その為には一音一音意識して、自分の弾いた音を自分の耳で聴いてみて下さい。
実は自分の耳で意識して聴こうとすると、演奏が丁寧になったりしますよ(^^)
P.S. 実は私が雑だと言われたのです。
今回、どうしてこんな記事を書いたかと言うと、お世話になっている先生から『最近雑になっている』と言われたからです。
そこで、雑って具体的に?という話題になったので書いてみました。参考になれば幸いです。
ではでは。今日もピアノを楽しみましょうね。
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