JASRACの件って?
ヤマハやカワイ等が経営する音楽教室から
演奏される音楽の使用料(著作権料)を徴収するという話ですね。
JASRACの正式名称は、一般社団法人日本音楽著作権協会
仕事の内容は
・音楽著作物の著作権に関する管理事業
・私的録音録画補償金に関する事業
のようです。
今回の件は、音楽著作権の管理事業というほうですね。
定款(ていかん)を見てみると
JASRACのHPに定款というPDFファイルが置いてあります。
内容をちょっと見てみました。
※定款とは、その会社の根本原則のようなもの
(日本で言うと憲法みたいなもの)
どんな組織なのか、目的、活動、業務について記載しているものです。
ちょっと気になったのが、第3条(目的)です。
内容は
・音楽の著作物の著作権保護
・音楽の著作物の利用の円滑を図る
・音楽文化の普及発展に寄与する
こんな内容のことが書かれていますね。
争点の内容
音楽教室から著作権料を取るといった内容について、
私個人的に色々見る限り著作権法上の”公衆”という所で争点があるようです。
レッスンで弾く曲が”特定少数”なのか”不特定少数”にあたるのか
このあたりがポイントでしょうか。
法廷で争うことになれば、こんな単純な話ではないと思いますが・・。
結局なんなの?
JASRACが取ろうとしている著作権料は、
レッスンの何%かになると思いますが、
そういった場合に一番影響が出るのはレッスンを受ける側になりますよね。
少なからずレッスン費用に乗ってくると考えられます。
根本的なお金を出すのは私たちですからね・・・。
個人的な見解
ぱっとみた感じは、定款の第3条に反するような気がします。
音楽文化の普及発展に寄与をするという部分です。
ピアノする人減ってしまいますよ・・。
ちょっと過大解釈して、取れる所から取ろうとしている感じがして
私は嫌ですね。
さらに言うと、いろんな意味でN○Kと同じ匂いがします。
そもそもクラシック等は著作権が切れていると思うのですが、
JASRACが管理している部分の曲がどれくらいあるのでしょうか・・?
あれ? そもそも社団法人って非営利目的の運営だったような・・
今回の件は、色々とツッコミいれたくなる部分が多いですね。
・・何はともあれ、一般家庭に負担がくるのは勘弁して欲しいです。
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