こんにちは。ケンです。
自分がどのようにピアノを弾いているか気にしていても、実際にどんな風に弾けているか聴いたことありますか?
聴いてみるとちょっと恥ずかしくなってしまう事もあるのですが、色々と参考になる点があるので、その方法について投稿したいと思います。
1、電子ピアノには録音機能がある
まず、電子ピアノについて話をします。
電子ピアノの大半には録音機能が標準で付いています。インターネット上で購入する場合は””基本仕様””や””スペック””という所を見れば分かります。こんな感じですね↓↓
この場合は録音機能に○と書いてあるので、録音機能が付いているということになります。今私が使っているピアノは一曲(一回)だけ録音出来て、常に上書きされてしまうタイプですが、中には幾つも保存できるものもあるかもしれませんね。録音には容量という物がありますが、それほど気にしなくても良いと思います。
私も時々使いますが、一曲の録音で十分です。何曲も保存しようと思った事はありません。(用途的な問題です)
2、電子ピアノの録音機能は実際の演奏とは異なる?
実際に録音機能を使った事がある人は分かるかもしれませんが、録音すると物凄く違和感ありませんか? 私が上手だ下手だと言っているのではなく、弾いている時に自分が聴いている感じと異なっていると思った事はありませんか?
ここが、恥ずかしいと思ってしまう要因の一つかな。と思っていますが、これは電子ピアノだからなのです。理由を知らないと本当にこんな感じで弾いているのかと疑問に思う人も多いでしょう。
ピアノの中には、生演奏そのままを録音してくれるものと、弾いたキーを保存しそれを鳴らしているものがあるようで、私が使っているのは少し古いせいか後者の方みたいです。
少し詳しく書くと、鍵盤を押したタイミングを録音してそれを音に変換して鳴らすだけです。タイミング補正をかけている物もあるようです。保存の仕方はメーカそれぞれだと思いますが、曇った様に聴こえる時はその可能性が高いと感じています。
私の場合、主に以下の用途で使っています。(実は使うのは稀ですけど)
・弾いた音が正しいか
・テンポはどうか、どこがで遅くなったり早くなったりしていないか
・変な演奏のクセはないか
・楽譜通りに弾けているか
このあたりをざっくりと確認するには、もってこいの機能です。
3、生ピアノでも録音できる
録音は電子ピアノだけといっただけではなく、生ピアノでも録音して音を確認することが出来ます。その場合、録音機能はないので、録音機を使います。
私が小さい頃はカセットテープで録ったりしてました。(笑) これは歌の練習の為だったんですが、私の下手な伴奏を録音して学校のみんなと練習したりしましたね。懐かしい思い出です。
今はスマホで何でもできる時代です。スマホが無くたって、ボイスレコーダの様な小さい録音機械があります。
iPhoneでもAndroidでも両方無料の録音アプリがあるので、それを使うと自分の演奏が確認出来ます。色々あるので、探してみると良いですよ(^^) 集音する所が小さいので本物には劣りますが、電子ピアノの録音機能よりもこっちの方が良いと思うくらい綺麗に録れます。
ピアノの演奏を保存するのであれば、.wav(WAV形式)の拡張子で保存されるアプリが良いです。少しだけ詳しく書くと、サンプリング周波数という物があって、これは保存する速度みたいな意味です。単純にこの周波数が高く、さらにデータを圧縮しないのが一番音が良いと思えば良いです。
この形式だとデータが圧縮されていないので容量は大きくなってしまいますが、ピアノの曲は殆どが10分以下です。その場合、50~80MB(メガバイト)程度です。今はGB(ギガバイト)単位での保存が出来るので、気にしなくて良いレベルです。ただ、削除せず幾つも保存すると後で思わぬ容量になっている事もあるので、時々削除をする方が良いですけどね。
4、録音すると意外な結果になるかも
演奏を保存をして聴いてみると、色々感じる所があるでしょう。意外と下手だとか・・思うかも。
でもこれは音の響きのせいもあります。小さい頃はホールでの演奏を録画していたりしました。音が上手く響いて良い音が鳴ってます。でも録音は家ですると思います。音響設備なんてないでしょう。なので想像よりも下手に聴こえるかもしれませんね。ピアノを弾いている時の自分の耳の位置と録音装置の位置は違うと思うので音の響きは当然違います。
特に独学の人は、自分の演奏を確認する人も居なければ、直してくれる人もいません。
私の場合もきちんと弾いているつもり←ここ重要 で、弾いている場合が結構あります。
ブチブチ音が切れていたり、音符記号通りに弾けていなかったりします。自分の演奏を自分で客観的に聴いてみると色々とわかって来るのも多いので、こういった使える機能を使いこなして上手になっていきましょう!
録音は一日経ってから聴くと、客観的な立場かつ冷静に聴くことが出来ます。楽譜を見ながら録音を聴いてみてください。
自分は気持ちよく上手なつもりで弾いていても、実はそんな事はないって事は多いものです。ここは素直になって直しましょうね。
ではでは。
今日も楽しいピアノライフを!
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