こんにちは。ケンです。
ピアノを弾いている時、ドの音を弾きたいのに、レやシの音を弾いてしまう事はありませんか?
単音ならともかく、和音を弾いたりするとこのような現象が起きませんか?
今回は隣の音を弾いてしまう事についてです。
質問内容としては、隣の音を弾いてしまうのを直すにはどうすれば良いかといった内容を頂きました。
1、間隔の不一致?それとも指が触れているの?
弾きたい音を弾くとき、別の音を弾いてしまう原因は思いつくだけで2つ有ると思っています。
一つは白鍵の間隔を把握できていない場合。
もう一つは、違う指も一緒に動いて触れてしまい、音が鳴ってしまう場合。
2つめの場合は主に和音を弾くときに発生しそうですね。
質問の内容に和音というキーワードは含まれていませんでしたが、私も和音を弾くときにミスしてしまう事があり、過去に意識をして改善した事があります。
そんな経験から回答させて頂きます(^^)
2、鍵盤の間隔を頭に入れる方法
鍵盤の間隔といっても、把握しておきたいのは白鍵の間隔です。
私が教えている人(大人)を見ていたときに気付いたのですが、鍵盤を凝視しながら音を弾いていました。
この様な場合、楽譜を見ると指の位置が分からず変な箇所をタッチしてしまいがちです。これは鍵盤の間隔を把握していない状態です。
試しに目を閉じて音を鳴らしてみて下さい。
一つ一つの音が正確に鳴らせる様なら和音を弾いてみてください。下を見ずに楽譜を見ながら和音を鳴らしても良いでしょう。例えば「ドミソ」や「ドファラ」はどうですか?
鳴らした状態で手を見てみて下さい。「ドミソ」なら恐らく指番号135で鳴らすでしょう。3(中指)はミの鍵盤の真ん中にありますか?それともファ寄りですか? このズレが大きいと別の音を鳴らしてしまう可能性が出てくると思っています。
目を閉じたままや楽譜を見たままの状態で、色々と指を変更しながら和音を鳴らす練習をすると、白鍵の間隔を段々と理解出来るようになります。
3、余計な指が当たってしまうのを防止する方法
中指や小指を動かすと、薬指も一緒に動きます。
これは仕方ありません。人間は薬指を他の指程に自由に動かせません。
中指を使った場合に薬指も一緒に当たってしまい、音を鳴らしてしまうことはありませんか?
少し裏技になってしまいますが、その後の演奏に影響が無いのであれば指番号を変更してしまう手があります。和音なら薬指を使って和音を弾けば、薬指が悪さをする事も無いです。
参考にしてみて下さいね。
P.S. 目を使う方法
なかなか上手く音が鳴らせないのであれば、その箇所を暗譜し、鍵盤を見ながら弾くとミスが少なくなります。
暗譜が苦手で出来ないなら、少し鍵盤を見れるくらいまで練習をしましょう。「チラッ」と一瞬確認するだけでも随分と違います。
今回はこんな感じでどうでしょうか?
ではでは。今日も楽しいピアノライフを!
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