こんにちは。ケンです。
ピアノを上達するには、弾いて練習するしかないと思っていませんか?
実はそんな事は無くて、他にも色々と重要な事があります。独学でやっている方は知らない人もいると思いますので、記事にしたいと思います。
1、実は重要なソルフェージュ
初めてこの用語を聞く人もいるかもしれません。
ソルフェージュとは、、
①音を聴いて、どの音なのかを判定する力
②楽譜を読む力
③リズムを理解する力
④音符の理解
等々、いわいる音楽という物の基礎能力を身につける勉強の事です。実は音大を受験する人には必須です。
「なんだ難しそうだな・・・」そう思う人もいるかもしれませんが、実際はそれほど身構える必要はありません。
大人の人は小さい頃に学校で音楽を習っているし、ピアノを練習しているだけでも身につきます。ちょっと知っているとピアノが上達するのが早くなるモノだと理解するくらいが良いでしょう。
ここでは独学の人向けに、簡単な部分を書きたいと思います。趣味でやるなら、ここだけで十分だと思いますので。
2、独学でソルフェージュをするには?
ピアノを弾くために、重要な事は何だと思いますか?
色々とあり過ぎて細かく書くとキリがないような気がします。ここでは聴音と視唱について簡単に触れたいと思います。
①聴音
聴音とは音を聴いて、それを五線譜に書くことです。ドの音が鳴ったら、ドを書くという事です。
いきなり和音を聴いて判別をするのは無理なので、単音から初めてみましょう。
音程の判別が難しければ、何の音が鳴っているのか。ここから始めると良いと思います。
1)単音で音が分かるようになる
2)音と音程が判別出来るようになる
3)和音(2音)が判別出来るようになる
趣味であるなら、ここまでで十分だと思います。和音の数が増えると一気に難しくなります。2音を同時に弾いて判別できるだけでも凄いと思いますよ(^^)
一人でこれを行うには簡単な楽譜を持ってきて、それを自分で弾いたり、誰かに手伝って貰って音を鳴らしてもらいましょう。
それを五線譜に書いてみるだけで、効果があると思います。(弾いた楽譜と同じになるかどうかで正誤が判別できます)
②視唱
視唱とは拍子を取りながら歌う事です。正しい音程と正しいリズムで歌う練習を指します。音痴云々は関係ありません。
視唱は楽譜を見ながら、手拍子を使い、音を発声(ドならドと言う)して、リズムを刻みながら楽譜通りに歌います。実際同時に手拍子と歌うのは難しいので、それぞれ分けて練習する事も多いです。
手拍子をする場合、四分音符を一拍とします。例えば以下の場合を書いてみます
※()内は手拍子です。
レ(パン)レ(パン)ミ(パンパン)、レ(パン)レ(パン)ミ(パンパン)、レ(パン)ミ(パン)ファ(パン)ミ(パン)
これはさくらさくらの一部です。実際の音を歌いながらテンポを手拍子するのです。ここには休符が出てきませんが、休符の場合は手を叩きません。
また、ここには四分音符と二分音符しか出てきませんが、もっと多くの音符が存在しますので、それらも入り混じってくると難しくなります。
手順としては
1)簡単な楽譜の音を歌ってみる
2)テンポを手拍子してみる
3)歌と手拍子を組み合わせる
これらを簡単な所からやっていけば良いと思います。慣れない内は時間が掛かりますが、諦めずにゆっくりじっくりやっていると、、その内慣れてきます(^^)
小さい頃は以下の本をいたやっていた記憶があります。
興味がある人は購入してやってみると良いと思います。練習用の簡単なフレーズが多く載っていますので、練習にはもってこいです。
簡単なフレーズだと思っても、発声と手拍子を組みあわせると・・意外と難しいです。
3、初めるのはいつ頃が良いのか
私が薦める教材をやって頂いている方は、それらが終了してからでも良いと思います。
そもそもコレは初級を脱し、もっと上手になりたいと望むのであればやってみると良いです。
存分にピアノを楽しみ、壁に当たってからでも良いと思うのです。特に趣味の方は。
イチイチ五線譜に書くのがメンドクサイ。そんな人でも心配しなくて良いと思います。弾いていれば音を聴いて音を判別しています。これだけでも十分ソルフェージュをしていると思っています。
テンポが分からなくとも、今は色々と調べる事も出来ます。(動画検索など)
ただ、これをやっていると譜読みが早くなったりするので、やって損はないと断言します。これらの勉強は、初見とも関わり合いが深いです。
初見に関する記事は別にあるので、こちらもご覧下さい。
⇒楽譜を早く読むには?
独学でやっているけど、なかなか上手くなっていかないなーーーという方は、こんな勉強もあると知って頂けると幸いです。
ではでは。今日も楽しくいきましょうね。
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