ピアノって凄いんです!って言われてもピンと来ないですよね?
何が?という話になるのですが、今回は音域の話をしたいと思うのです。
1、音域の広さは7オクターブ。オーケストラもびっくり
ピアノには基本的に88個鍵盤があります。これは7オクターブも音域があることになります。
この音域は、人間の可聴領域の範囲という話もありますよね。
この7オクターブの中に、オーケストラで使われる楽器の音域が入っています。
実際にはもっと多くの楽器があるのですが、有名所を少し調べてみました。
人の声とざっくり書いた所は、バス、バリトン、テノール、アルト、ソプラノといった領域全てです。
後は弦楽器、管楽器とありますが、青の矢印は管楽器です。黒は弦楽器で書いたつもりです。他にもチェロだったり、オーボエだったり、、トランペットだったり、、、ピッコロだったり、、、、色々ありますが、全てこの鍵盤上で表せる音域です。
ちなみに基準のドとは、ここですね。
この音域の広さを余り知らなかった人もいるのではないでしょうか?
実はピアノって音域が凄く広い楽器だったんですね。
2、ピアノは家庭の中のオーケストラと呼ばれる事もある
ピアノは、ハウス ホールド オーケストラと呼ばれる事もあるようで、日本語に訳すと”家庭の中のオーケストラ”です。
こういう風に呼ばれる理由は、単純に非常に音域が広く高音も低音も幅広く表現できるといった理由と、繊細な表現(強弱)や音色に様々な変化を表現出来るといった理由もあるようです。
ピアノの曲の中にも、元々がオーケストラで演奏されていたものが、ピアノ用に編曲された物も存在します。こういった曲を探してみると分かりますが、弾こうとすると難しいですよね。・・まあ、色々と表現がされているので当然ですが・・。
興味がある方は探してみてはどうでしょうか? 例としては、シューベルトの魔王が有名だったりします。
3、ピアノの何が面白いのか
あまりココを深く考える人はいないと思ってます。
ピアノって素敵ーー面白いーっと言う人はいますが、理由を聞くと???という人も多いのではないでしょうか?
ピアノは音域が広いという話は先ほどしました。では何が表現出来るのか?という話をすると、面白さが伝わるかもしれません。
結論を書くと、音域の広さ+リズムの表現+メロディの表現+表現力です。これらを同時に表現できるのがピアノの特徴だと私は思ってます。だからピアノは奥が深くて面白い。(決して他の楽器がダメと言っているのではありません)
ピアノって打楽器+鍵盤楽器+弦楽器の要素が組み合わさっています。ピアノの構造を知っている人は分かるかもしれませんが、鍵盤を弾くと、ハンマーが弦を叩き音が出ます。これらの理由から3つの要素が組み合わさっていると書いています。
これらの要素から少し極端にピアノの特性を書くと、他の打楽器で表現出来る事はある程度ピアノで表現出来るし、オルガンなどの鍵盤楽器で表現出来る綺麗な表現やハーモニーといった部分も表現出来ると思ってます。さらに弦で表現される繊細な旋律も表現可能です。
しかも、狭い音域ではなく、とても広い音域でそれらが表現出来る・・・だから面白いんです。
ね?ピアノってとても魅力的だと思いませんか?実は凄い楽器だったんですね(^^)
ということで、今回はピアノという魅力について考えて書いてみました。いやーー魅力を語るなんて恐れ多いんですが、あまり魅力を感じていない人も多いと思うので書いてみました。
ちなみに途中に入っている音域の図に関しては、概ね合っていると思いますが、ざっくりと調べただけなので参考程度と考えて下さいね。(多少のズレは勘弁してね)
ということで、今日も楽しく行きましょう!
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