こんにちは。ケンです。
ピアノを弾いていると、気付かない内にテンポが早くなったり遅くなったりしてませんか?
自分が気付かない内に、どんどんテンポが変化してしまって早くなっていくのを”走る”と言ったりします。
自分が練習しているときにも感じます。今回はそんな走るといった内容です。
1、走る原因
私が小さい頃、よくこれを指摘されていました。
「ハシるんじゃないよ!」って言われて、手をバシーン!って叩かれてました(汗)
いつの間にか、テンポが早くなっていくんですよね。
リズム感が無いと、テンポを一定に保つのが難しいなんて思う人もいるかもしれませんが、ピアノに関しては違うと思います。
私が思う原因としては、楽譜の中で簡単に弾ける部分と難しい部分が出てくる事が最大の原因だと思います。
簡単な部分が出てくると、パパッと省略して弾きたくなってテンポが早くなり、難しい部分は慎重になって遅くなってしまうんだと思います。
他に考え付くのは、八分音符や十六分音符を早いテンポで続けて弾き続けたりすると”走る”という文字通り、気づかない範囲で指が早く動いてしまいます。
こういった心の中と言いますか、、走るという現象は心理的な要因が大きいと思っています。極端に早くなったり遅くなったりすると自分でも気付きますが、少しの変化だと自覚出来ない事も多いです。
ピアノのレッスンでは、先生が手拍子する場合もあるかと思いますが、このテンポが崩れるのを正してくれているんです。
2、走っている事を確認する方法
結論から書くと、生ピアノの場合はメトロノーム。電子ピアノの場合でも大半の機種にメトロノーム機能が搭載されています。
メトロノームとは、一定のリズムを刻んで音を出してくれる音楽用具です。(本番は使ってはダメです。練習の時だけ使います)
これを使う事で一定のリズムを刻む事が可能です。
この機能を使ってピアノを弾いてみましょう。弾いているうちに、「ここは遅く感じる」「ここは早く感じる」そういう箇所が出てきます。
そこは本来のテンポからズレている部分になります。
・・・え?設定の仕方がわからない? 楽譜の初めや途中で変わる場合は書いてあります。この数字通りに設定しましょう。
ここで言うと86という数字がテンポになります。
特に独学の人の場合、この走るといった状態に気付かない時があります。そのまま人に聴かせたりすると聞き苦しい状況となります。音楽にとってテンポとは基本的な要素であり、これが大きく乱れると、とても聴いていられません。
もし、人前で演奏をする機会がある人は、一定のテンポで弾けているかの確認をしてみて下さいね。
また、どうしても走ってしまう人は楽譜に書き込みをしても良いでしょう。私の場合、走る部分に赤鉛筆で「テンポ守る!!」と書いていたりしました。
貴方は弾いている内に無意識に走っていませんか??(自分にも言っています・・・)一度確認してみてくださいね。
ではでは。
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