こんにちは。ケンです。
先日、友人宅で女の子から「どうしてピアノを練習するの?」って聞かれました。
その時は、「ピアノは練習しないと上達しないからだよ」と安易に答えました。
でも、よく考えてみると、練習という意味は深い気がします。そんな事を考えてみたので投稿したいと思います。※あくまで私の考えです。
1、練習とは
練習とは、
錬=繰り返し手をかけ、良いものにする。 習=身に付ける、なれる、ならう。
つまり、繰り返しならう。良いものを身に付ける。などなど・・文字の意味から内容をなんとなく想像できると思います。
世の中で解釈されている一般的な意味としては、上達するように繰り返しならうことを指します。ピアノを練習すると言えば、ピアノを繰り返しならう事=繰り返し練習して(技能を)身に付ける事となります。
こんなの誰でも知ってますよね? では、次に目的について考えてみました。
2、練習をする目的
ピアノに関するブログなので、”ピアノを練習する目的”と置き換えて話を続けます。
練習をする目的は、”ピアノを上達する為”です・・・か? 本当にそうですか? 先ほど練習の意味を書いた様に、練習とは上達するように繰り返しならう事なので、最終的にはピアノが上達すると思います。
練習=上達なので、上達する目的で練習をする・・・練習の目的で練習をする・・・練習の為に練習? 何か変ですよね。(ここで既に私の脳ミソがぶっ飛んでるかも)
私の場合、色々な曲を弾けるようになりたいから練習をしています。恐らく趣味でやっている人の大半はそういった目的だと思います。私は上達を目的として練習をした事は無いように思います。だって、やっていれば上達するから。
逆に、ピアノに関しては練習をしていないと技能がどんどん低下していきます。そういった事から、習得した技能を失わない為にやっているという人はいるかも知れませんけど。
・・・こうやって考えていたら、変な気分になってきました。
ここで冒頭の話に戻るのですが、冒頭で女の子に言ってしまった「練習しないと上達しない」は意味として正しいとは思いますが、適切な回答では無かったように思います。(質問に対する回答になっていない。なぜ?という目的を聞かれているので)
「ピアノを練習すると、色々な技能が身に付いて今は弾けない曲でも段々と弾けるようになるよ、もし君が将来弾きたいと思った曲でも今からコツコツ練習して頑張ればその時には多くの曲が弾けるようになるから」
・・・いや、なんかちょっと違う気がする。
「ピアノを練習すると、上手になって色々な曲も弾けるようになるよ。そうするとピアノがもっと楽しくなるから」
この方がスマートですかね・・・。何かこうズバッとくる適切な回答はないものでしょうか。。
3、練習は目的を持って行う
まあ、何でもそうなんでしょうが、一つ一つの意味を深く考えようとすると、哲学的と言いますか、、難しいですよね。
単純にピアノの練習と言っても膨大な時間をかけて一曲を完成させ、コンクールの様な数分間だけの為に練習をする場合もあったり、私の様に単純に弾きたい曲が弾けるようになる為だったり、、最終目的に合わせて練習内容や練習の濃さも変化するでしょう。
でも、経験上言えるのは、目的をもって練習した方が遥かに目的地へ到達する速度は速いということですね。
目標や目的が無くボーっと練習しても、身に入らないし上達も遅いです。さらに言うと、つまらなくなってしまいます。
まあ、これは何にでも言える事なんですけど。
4、練習の意味を考えてみよう
これは私は小さい頃コンクールにもかなり出ていた頃の話ですが、恩師が結構厳しい人だったんです。
そんな人に良く言われていたのが、
「今、何の練習してるの? やっている練習の意味を考えなさい」
これを良く言われてましたね・・。自分が何の為に。どういった内容の練習をしているのか。
これを考えるだけでも技術の習得速度が変わると言っていました。効果があるかどうかは不明ですが、考えながらやって損はないと思います。
時には、もっと効率の良い練習方法を思いつく場合もあるかもしれませんからね。
んーーー・・・何かこういう事って考えれば考える程難しいと感じます。何か意見や良い考え方があったらお便り下さい!(半ばブン投げ・・)
ではでは。今回はこの辺りで。ピアノを楽しんでやっていきましょう!
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