こんにちは。ケンです。
『ピアノがなかなか上手くなりません。どうすれば良いでしょうか?』
送って頂いているメールの半分くらいは、こういう感じの内容が含まれます。
なんでこんな内容を書くかと言うと、本当に最近こんなメールの内容(メルマガ内のアンケート回答)だったりするんです。
まあ、色々と考え方はあるとは思いますが、ピアノが上手になるために必要な事を書いてみます。
書いている私が上手ではないんですけど・・・参考になれば幸いです。
1、ある程度までは早い上達
私が教えている人の傾向からも見えてくる所があり、やる気の影響もありますが、、ある程度のレベルまでの上達は誰でも早いと感じています。
あくまで私の感覚での話になりますけど・・・両手で弾けて、楽譜で言うと初級と言われるレベルまでは比較的早いです。
大人だと長くて1年、小さい子供だと早くて1年くらいかな。でも、そこから先になってくると話が違ってきます。
今に満足してしまったり(大人に多い)、次どうすれば良いかわからない状況になったり、譜読みが遅くてイヤになったり。。。
色々と停滞してしまう原因があるから、そこから上達出来ません。
じゃあ、そこをどうやって打開するかの話をします。
2、なぜなぜ分析をしてみよう
正式な名称は知りませんが、私の場合仕事でも”なぜなぜ分析”をします。
なぜ?なぜ?と内容を深堀りしていくんです。ちょっと例を書いてみますと・・
例)
Q、なぜピアノが上手にならないのか?
↓
A、練習時間が短いからだ
↓
Q、なぜ練習時間が短いのか?
↓
A、仕事が忙しくて、帰宅が遅いからだ
↓
Q、なぜ仕事が忙しいのか?
↓
A、自分の時間の使い方が下手で、作業に時間が掛かっているからだ
↓
Q、なぜ作業に時間が掛かっているのか?
↓
・・・・・・
こんな感じで、自問自答していくのです。これで上手にならない原因を探ってみましょう。これは仕事で使っている人も居るのではないかな?
この方法は実に色々な所で使えます。ピアノに限って話では無いのです。これを知っていると、問題の本質が見えるようになります。
この方法を使うコツは、
・正直になること
・紙に書いて可視化すること
一人でやる必要もありません。子供と一緒に議論をしても良いと思います。
簡単に考えている事でも、実は根が深かったり、全然違う所に原因があったりします。
本当の原因に行きついたら、今度はその本当の原因から直してしまえば問題は解決です。
(簡単に書いてるけど、実はやってみると大変だよ)
自分がピアノで苦手な事を議題にしても良いでしょうね。必要な練習が分かったりしますし、音楽に対する理解も深くなります。
実はこのやり方、個人的にコツがあって、日を跨いで同じ議論をしてみると良いです。結構新しい内容になったりします。
一度お試しあれ・・!
3、そんなに上達早いワケがないでしょ
子供がピアノをしている家庭は、上達や優劣について色々と思う所があると思います。
・あの子はどうしてあんなに上手なのか
・どうしてあの家庭はこんなに進みが早いのか
などなど。
実は、思われている方も同じ事を思ってます(笑)
実際私も良く言われてましたが、もっと上手な人に同じこと思ってました。
上には上がいる・・まあそんなモンですし、ピアノは長くやって成果が出る楽器です。
だから上手い人は凄いと思われるし、弾けるようになった時は喜びや楽しみも大きいのです。
第一、直ぐに結果が出たら詰まらないでしょ?長―い気持ちで楽しくやって下さいね。
ではでは。
私が長い間ピアノをやめなかったコツや、習慣化して長く続けることが出来る方法、または、以下の様な内容について私の体験談と一緒に配信しています。
・ピアノが習いたい、習わせたい
・ピアノに関する情報が欲しい
・早く弾けるようになりたい
・興味を持たせる方法が知りたい
・習慣化させて長く続けたい
無料で配信しているので、興味があればどうぞ
⇒ ケンのメルマガ