こんにちは。ケンです。
独学でピアノをやっている場合は、曲の強弱や盛り上げ方など、誰も指導してくれませんので困る所ですよね。
単純にフォルテ(f)の話にしても、強く弾くのはどの程度なの?って思いませんか?
音の強さは個人で違いますから、この場合は個人で判断するしかないんですけど・・。(電子ピアノはボリュームでも変わってしまいます)
ちょっとピアノを弾き始めると、表現について困ることが出てくると思います。私が意識していることを回答として記載しますね。
1、質問内容
このブログや、メルマガの読者さんから送られたメッセージを抜粋して以下に掲載させていただきます。
質問者:30代女性
独学でピアノをされている方です。
以下抜粋
↓↓↓
弾いていての悩みは、曲の盛り上げ方というか、なんというか。
ここからここまではピアニッシモだけど、その中でもずっと同じ強さではなくて強弱がありますよね?
それがわたしの独学レベルでは難しいなぁって思ってます。アクセントとか指示があるところ以外の話しです。
↑↑↑ここまで
この場合、恐らく譜面に書かれている以外の事についてです。いわいる抑揚(よくよう)の付け方がわからないという内容です。
これについて次から解説します。
2、回答:基本原則と曲の理解
抑揚という所に関しての法則と言いますか、、原則ともいえる部分をまずは解説します。
<音楽の基本原則>
音楽には基本原則があります。(抑揚の部分だけ書きます)
・低い音は小さく、高い音は大きく
・主旋律は大きく
これを意識するだけでも、全然違います。フォルテやピアノといった単純な表現だけではどうしても単調な感じに聴こえてしまいます。
実はこれが、初心者っぽく聴こえる理由の一つでもあります。
曲には流れという物があります。例えば、音の流れとして低い音から高い音へと移動したりします。その場合いきなり大きくするのではなく、高い音に向かって段々と大きくしていったりするのです。(目に見えないクレッシェンドがあるイメージです)
もちろん例外もあり、突然高い音がある場合もあります。しかし、大半がこの原則に従っています。
実際に色々と聴いてみると、音が高くなるにつれて曲が盛り上がる場合が多い(音が大きくなる)、逆に音が低くなっていく場合は、だんだんと音が小さくなっていく事が多いと気づきます。
<曲を理解してみよう>
少しだけで良いので、弾いている曲に対して調べてみましょう。例えばメヌエットを演奏するとします。
メヌエットとは、
・ヨーロッパの舞曲
・4分の3拍子のリズム
・ゆったりとしたリズム
・優雅に踊られる宮廷演舞
・各小節の一泊目にアクセント
こんなことが分かります。
これだけ知っているだけで、演奏される場面が何となく想像出来ませんか?そういったイメージが大切だと私は思っています。
抑揚の場合、基本原則はありますが、どのように演奏するかは個人の自由です。極端に書くと、弾きたいように弾けば良いと思います。
場面を想像して弾いてみると付けやすいかもしれませんね。
3、抑揚について調べる方法
それでもやっぱり付け方がわからないって人は、実際の演奏を聴いてみると良いと思います。
ガラケーの人はちょっと厳しいですが、スマホやパソコンの人は聴けると思います。ここはユーチューブという物を利用して下さい。
大半の曲は検索をかけると誰かが弾いています。いろんな人が演奏している場合が多いので、参考にしてみると良いです。(私も参考にしています)
自分で聴いてみて、上手だなと思う人を真似してみると良いでしょう。
実際にやってみると便利で重宝すると思います。私の小さい頃はカセットテープなんて物があって、クラシックの名曲集と言う形で販売されていたもの購入して聴いたりしていました。
今はインターネットで調べて無料で聴けますからね・・ズルいです。笑
・・・
ということで抑揚の付け方の解説はどうでしたでしょうか? この回答が参考になれば良いと思います。
ではでは。今日も楽しいピアノライフを!
私が長い間ピアノをやめなかったコツや、習慣化して長く続けることが出来る方法、または、以下の様な内容について私の体験談と一緒に配信しています。
・ピアノが習いたい、習わせたい
・ピアノに関する情報が欲しい
・早く弾けるようになりたい
・興味を持たせる方法が知りたい
・習慣化させて長く続けたい
無料で配信しているので、興味があればどうぞ
⇒ ケンのメルマガ
[…] 前Q&Aで回答した事があるのですが、 今回はそれの応用をします。 ⇒抑揚の付け方 […]
[…] ⇒抑揚について […]